お気に入りキャラクター

 私がプレイしてきた何百というゲームの登場人物のうち、男女、攻略可不可に関係なく、ゲームをプレイしてから半年以上経過した全キャラクターの中から、お気に入りキャラクターの上位10名をあげてみました。年月がたつと、ゲームに対する印象と同様、キャラクターに対して抱くイメージもずいぶん変わるものだ、と感じることしきりです。2004年11月現在。

1.エディフェル

 リーフ『痕』に登場するキャラクター(攻略対象ヒロインではありません)。ゲーム中での登場機会はごくかぎられており、セリフも少ないのですが、彼女の放ったあなたを失えば、きっと後悔する。……そう思ったという文句は、ゲーム中での印象に残ったセリフナンバー1でもあります。こういう娘に、こんな風に惚れられたい、という気持ちを初めて抱いたものです。『痕』は私が最初にプレイしたゲームですが、いまだに彼女を超えるキャラクターには出逢えていません。“初恋”の影響がそれだけ大きかったと見るべきか、たまたま私の嗜好にジャストマッチしたキャラクターと最初に逢っただけなのかは定かではありません。

2.有馬紅葉

 アリスソフト『Ambivalenz −二律背反−』に登場する男性サブキャラ。ストイックな主人公に対して飄々とした姿勢を貫き、特に中盤では主人公を凌駕する働きを示す、最強のサブキャラとも呼ぶべき存在です。見た目はスチャラカ破戒神父なのですが、繭を破るシーンで見せる格好よさに惚れました。なお主人公(男)とのラブラブな展開などはないので念のため。

3.ブルー

 フォア・ナイン『ワイルドフォース』に登場する男性敵キャラです。強く、頭が良く、シニカルで、ときおり見せる疲れたような表情がたまりません。人情家である主人公とは対照的ですが、運命を動かしうるのであれば、それは自分以外の人がいるかどうかが左右することを示すキャラクターである、そのように私は解しています。なお、主人公(以下略)。

4.北畠蝶子

 PIL『女郎蜘蛛 〜呪縛の牝奴隷達〜』に登場するメインヒロイン。聡明かつ沈着、そして運命の襞にもてあそばれながら生き続ける姿勢は、人間の業の裏返しを見せつけてくれる気がします。生きていくために必要な能力をフル活用する姿を見て、身も心も縛りたい己がものにしたいと思う反面、そう思う自分の“生”は彼女にとって何なのだろう、と思わせてくれました。成績がよいのではなく、本当に頭のよいキャラクターであり、ほとんど学校にも行っていないのに鬼のような語学力を身につけていることに嫉妬したことも(苦笑)。私が唯一、銃を構えた姿を格好いいと感じたキャラでもあります(「似合うキャラ」ではありませんので念のため)。

5.瓜生樹里

 Clear『TALK to TALK』に登場するヒロインの1人。明朗快活でお茶目、どこまで本気でどこまで冗談かわからない、独特のパーソナリティを備えています。主人公のことを「天然」と評しますが、デート中の食事で牛丼屋に入ったりするなど、ちっとも人のことをいえる立場とは思えません。男と女のカップルとして見た場合、主人公と樹里先輩とのカップリングは割れ鍋に綴じ蓋ベストマッチと呼んでよいと思います。惜しむらくは、設定がチープでオチが弱いこと。

6.ミルフィーユ・桜葉

 ブロッコリー『ギャラクシーエンジェル』およびその続編に登場するヒロインの1人。一見、何も考えていないパッパラパー娘に見えるのですが、強運の持ち主であるがゆえに、思考も悩みも放棄せざるを得なかった宿命を感じます。自分の持つ能力に振り回されながら、守るべきものを守り抜こうという愚直な姿勢に好感を抱きました。こんなニコニコ娘が、どうして職業軍人への道を選んだのかわかりませんが、出身や経歴などがほとんど説明されておらず、意外と謎めいたところもあります。

7.ファルシータ・フォーセット

 工画堂スタジオ『シンフォニック=レイン』に登場するサブヒロインの1人。ヒロインキャラが示した欲望、願望、希望……そういったもろもろを、ラストで凝縮して爆発させるのですが、自分の抱く想いに忠実なキャラクターといえます。いわゆる“萌えキャラ”の類型には適合しませんが、ゼロサム的に単純な判断で割り切ることのない感情表現には、ぞくぞくしました。上述の北畠蝶子とは異なった意味で、頭のいいキャラクターとして高ポイント。空白の3分間に何があったのかと思うと眠れません。

8.辻川葉耶香

 PL+US『想い出の彼方』に登場するヒロインの1人。最初からかなりエゲつない形で扱われているのですが、やはり彼女には清冽なる笑顔が似合います。クール&ビューティという言葉がこれほど似合うヒロインも少ないのでは。萌えるキャラではなく、惚れさせたいキャラといった印象があり、上述のエディフェルを具現化させたらこうなるのではないか、という気がします。

9.雪花

 メルクリウス『AQUAS』に登場するメインヒロイン。いろんな意味でぶっ飛んでいる連中のなかで、落ち着いた表情を見せつつ、その実はまことに情熱的で一筋というキャラ。やや定型的なキャラではありますが、笑顔を見たいと思わせる造形になっています。ちびバージョンもまたよろしい。

10.ユリ

 えん『夕闇の童詩』の主人公の1人(女)。使命を冷酷にまっとうせねばならないキャラゆえの、揺らぎと悲哀を一身に担う存在にして、儚さをも併せ持っています。同種のキャラクターはさまざまありますし、むしろドラマティックな展開の中で演じられる悲劇のヒロインのほうが瞬間的な印象は強いのでしょうが、のちのちまで記憶に刷り込まれたキャラとして、彼女ははずせません。


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