きゃんきゃんバニー1・Primo カクテル・ソフト/F&C

1997年12月12日発売
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 きゃんバニシリーズの元祖と呼ばれる作品がリメイクの上リリースされたのが、本作品です。Xゲームを初めて購入したのが1997年5月という私には、元祖はおろか“きゃんバニ”が発売されていた時代さえ知らないのですが、そのころのゲームとは何だったのかを知ることができるかも、と思って買ってみました、ハイ。

 なお、「きゃんバニヒストリー」なるCD-ROMが同梱されていましたが、これがけっこう楽しめました。過去のきゃんバニシリーズの大半が紹介されています。なぜか『プルミエール2』だけが無視されていましたが「見なかったことにしよう」と扱われているのでしょうか(^^;

シナリオ

 「彼女がほしい」という主人公・高橋雅一(姓名変更可能)の願いに反応して、鏡の国からやってきた、うさ耳少女・亜理子(ありす)。彼女は、女の子との相性(赤糸縁)を変えることのできる、「鏡魔法の手帳」をくれる。ターゲットとなる女の子は、知り合い程度という段階の5人。手帳の有効期限は7日間、その間に恋人づくりにはげむ主人公であった。

 

 基本的に、女の子の部屋を訪ねて、話して、押し倒して脱がせてHするだけという、まことに単純なものです。要は、機嫌を損ねないように話を進めていくことが大事なわけです。

 イベントだのなんだのといった要素はまったくありません。

 

 ただ、心しておくべきなのは、女の子との会話ややりとりは、あくまでも「Hをするための手段」であり、そこに「楽しもう」という意図を持ち込むと、かなり高い確率で撃墜されることでしょうか。

ゲームデザイン

 パラメータを調整しながら、上のような行動を取る、としかいいようがありません(^^;) 失敗すると、即行で部屋から追い出され、家に戻ると誰かさんの悪口雑言が待っています(^^;;;)

操作性など

 かの有名なADMとは異なるプログラムを採用したせいか、かなり軽快に動くのがいいですね。何よりも、インストーラーがなかなか愉快で楽しいです。こういった部分の「遊び」をもう少し取り入れたゲームがあってくれれば楽しいんですけどね。ただ、強制的にルートディレクトリにフォルダ「Primo」が作られ、そこにインストール、というのはよろしくありません。

 これ以外の操作方法といっても、ストレスをほとんど感じることなく可能だった、といっておきましょうか。基本的に、マウス操作が中心ですが、マウスでないとやりようのないゲームですし(^^;) 自室でしかセーブが出来ないのが難ですが、シミュレーションゲームで「いつでもセーブ可能」というのも、どうかなぁ、と思うので、このあたりで良いかと。

サウンド

 う〜ん、印象にないです、みごとに(^^;)

グラフィック

 リメイクとはいえ、もとから書き直しているようで、さすがにきれいなものです。そういえば、主人公の部屋の後ろに、なぜかスワティが(^^;)

お気に入り

 特になし。

総評

 「恋愛体験しみゅれーしょん」というロゴが(少なくともWindows版での)きゃんバニシリーズにはついているのですが、これは「恋愛シミュレーション」ではなく「口説きシミュレーション」ですね。一応全員顔見知りなわけで、そこからどうHに持ち込むか、が大事なわけですから。ただ、かなり難しい上、中途の会話も「Hの為に」と割り切る必要があります。ここを覚悟していれば、それなりに楽しめると思います。個人的には全然楽しめず、途中で投げ出してしまいましたが(^^;)

 「H目的のゲームは難易度が低い」というのが一般的なパターンかと思いますが、このゲームの場合、かなり繰り返しが要求されます。念のため。

個人評価 ★★★☆☆ ☆☆☆☆☆
1999年9月28日
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