2001年2月の「戯れ言」


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2月25日(日)

 なんとか『プリズムハート』攻略法のバージョンアップ版が完成いたしました。これまでの部分では不十分だと自分でも思っていた、プリンセア・カミナ・エコー関連を中心に検証を行いました。個人的に気に入ったキャラに力が入ってしまった、という傾向は否定できません(イーナのリプレイなど、正直あまり楽しくありませんでしたから)けれど、「生のプレイ結果を大切に」というスタンスは維持していきたいと思います。
 『プリズムハート』に限らず、すでにアップされている攻略法についても、「こういう情報を入れたらどうか」あるいは「こういうパターンもある」といったご意見などありましたら、メールなり掲示板への書き込みなりお願いいたしますね(^^)/ これまでは「公表したらそのまま」という場合が多かったのですが、これからはなるべくマメに更新していきたいと思います。
 しかし、やればやるほど、管理人さんの素振りがやたらと気になってきますね(^^; 話を混ぜっ返すことの名人にして、つかみどころのなさを最後までキープするキャラは、そうそう類例を見出すことができません。これでPIYOPIYOエプロンに竹ぼうきというアイテムつきだったら最高…って、そのまんまやんけヾ(^^; 結局、彼女と騎士王との関係は、どういうものだったのでしょうか。プリンセアは彼女を「おばさん」と呼んでいますけれど…。
 あと、実はさほど悪くないキャラともいえるキザーロフ。ライバルキャラで嫌な奴といえば、性根がひねくれているのみならず、正真正銘人間のクズともいうべき連中が多い中、彼はとにもかくにもプリンセア一筋であり、その点に関しては主人公よりも節操があるとさえいえます。権力志向などもちょいちょい顔を見せてはいますが、それも「プリンセアと結婚した結果としてそうなる」というかきかたであり、プリンセアを手段として扱ってはいません。また、彼の極端な(かなり歪んだ)プライドの根拠は、努力によって獲得可能な「実力」によるものである点も見逃せません。家門やら血筋やらといったものを鼻に掛けていれば、とことん嫌な奴になったのでしょうが、そういう「実力」と直接関係のないものについては、彼はさほど関心を払っていません。そんな次第で、なかなか憎めないキャラになっているな、と思います。もっとも、『Only You』やら『WHITE ALBUM』やらのように、「ライバルキャラの方がより魅力的」というほどではありませんけどね(^^;


2月24日(土)

 『プリズムハート』攻略法ですが、カミナ関連のイベント確認がやっと終わりました。膝枕イベントと知恵の輪イベントの発生時期・条件確定がなかなかキツく、特に後者はCGも表示されないので見落としがちですけれど、割と楽しいので、未見の方はトライしてみては如何でしょうか。また、パラメータずたぼろ状態からでも、プリンセア・カミナ攻略可能ということも確認しましたので、逆境を乗り越えることこそ漢!という向きはどうぞ。ただし、どうやっても「ワイバーン・クラス」で1月全勝は無理でしたので、エコー/ハーレムは不可能と判断しております。少なくとも1月は、素直に「ペガサス・クラス」での全勝を狙いましょう。
 さて、これだけハマったゲームというのに、ではこのゲームの何が楽しかったのか、と改めて考えてみても、特にコレという強烈なものがあるわけではないんですよね。確かに絵はイイ(美しい、という雰囲気ではありませんが)もののそれだけで惹かれるわけではないし、ストーリーは平凡だし、テキストもさほど特徴ないし、せいぜい試合相手のバリエーションが笑える、という程度の「特異性」しかないのですけれど、結局はキャラがきちんと持ち味を出している、そしてそういうキャラが複数確実にいる、といったことのように思えます。そして、ゲームバランスや演出、シナリオなどの調和がスムーズに取れていて、なおかつ、「作り手が楽しんで作っているな」と感じ取れたことにあるのではないか、などと考えています。


2月22日(木)

 諸般の事情で(笑)攻略データの細部チェックを行っていますが、まさか『プリズムハート』(ぱじゃまソフト)にキザーロフエンドがあるとは思いませんでした。これでHシーンがあったら、アーニャもアンジェもどっかいってしまうほどのぶっ飛びぶりということになったでしょうに残念…いえ、もとい、ホッとしております。これを万一自力で発見していたら、正真正銘「メダリスト」として名を馳せることになったでありましょう(←自暴自棄(^^;) それはともかく、プリンセア攻略でも敢えて「ペガサス」でやってみたり、いろいろイレギュラーなパターンを試してみると、いろいろポロポロ出てきたので、ちまちま攻略法に書き加えたり書き直したりしました。まだ書き加えが中途半端のところもあるので、β版(以前?)として、書庫ファイルはまだそのままにしておきます。


2月19日(月)

 他の有力作品延期が相次いで救われた恰好になった(?)『シルバージーン』(キャンドル)のデモがアップされていたので、早速DLして見てみました。ご存じの方も多いかと思われますが、以前の旧ブランド「フォア・ナイン」からリリースされていた「GAOGAO!シリーズ(『ラジカルシークエンス』『パンドラの森』『ワイルドフォース』『カナン〜約束の地〜』)」のリメイク版です。
 最近、朝起きたらどっかから何か落とす、というのが日課になっているのが、ダイヤルアップ&テレホーダイの哀しさでありますが(^_^; その中身はまず悪くない、といったところなのですが、ちょっと目を引いたのが「シナリオ 三峰奈緒」と大書されたクレジット。他のスタッフのお名前はどこにもでてこないあたり、「『夢幻夜想曲』や『カナン』のシナリオを、書いた、あの」というニュアンスを込めて、それをウリにしているのでしょう。有名なスタッフの名前が先行する場合、それ以外の部分についてはかなり無理だらけというパターンも少なくありませんが、ここのメーカーについてはその心配は無用と信じます。趣味という、「消費」のリピート以外に立脚し得ないこの世界において、過度な期待を抱くのは、抱かれる先方にとってもあまりいいことではないのでしょうが、それでも敢えて、期待しております。BGMも良さそうですし。
 ちなみに、「ネコ耳だからパス」という方もおられるようですが、ご安心下さい。私も、ネコ耳キャラが出てくるゲームの中で、心底気に入ったゲームは、これまであまたプレイしてきた中でも『ワイルドフォース』『カナン』の二作だけですから。
 ところで、冒頭の「199X年」というのは、今となっては、ちょっとねぇ(^_^;)


2月18日(日)

 あちらでもこちらでも話題になっている、という観さえあるLeafについてですが、私はニュースソースなどもよく知らんので、何も語りようがありません。ただ、流動性の高い業界だけに、人材は「移動する」ことを前提にする必要があるわけで、経営効率と組織保全、そして市場への適合といった面でたとえ安定した実績を誇っていても、それは決して長期的な安定には結びつかないのがゲーム業界なのでしょう。


2月17日(土)

 昨日レビューを書いた『みらぼく』ですが、いきなり8点から7点に格下げ(^^;) 私的イメージや評価が格段変わったわけではなく、個人的な好みをどの程度まで一般化できるか、と考えた場合、他のゲームとのバランスも考えると、8点というランクづけは無理のように思えます。ここが悪いとかいいとかいうのではなく、単に私の感性にクリティカルにマッチしただけという可能性が高いように思えてきた次第。テキスト描写が割と良い(『Rumble』のごとく強烈なものではありませんが)こと、イベントのつなげ方が割と良いために飽きにくいこと、などを考えると、評価を下方修正するのは本意ではないのですが、このサイトで「8点評価」をするに値するだけのものか、というと疑問ですので。もっとも、2001年発売ゲームのリストを見ると、下にある『Moonlight Sonata』と同得点…うみゅう、なんか納得いかんなぁ。
 ついでにレビューを読み返してふと思ったのが、「ちーはー」という双子の名前は、「ちーちーぱっぱ」からきているんじゃないかな、ということ。小雀二羽がじゃれあっていると考えると非常にわかりやすいし、オープニングでもそんな描写があったもので。
 ちなみに、このゲームをクリアするのに望ましい順序としては、「きらら」→「ちー」→「ひなこ」となりましょう。ひなこをクリアした後、トップメニューに戻ると……(省略)……。
 ところで、「息投合」(正しくは、もちろん「意気投合」)を見たときには、思わず「うまいっ!」と言ってしまいましたが、これは誤字なのか、あるいは意図的なのか。IMEの変換でこんなのが出るとは思えないので、さりげなくわざとやっているのかも知れません。でも、「息が合う」というのとうまく重ね合っているので、雰囲気が伝わって来るんですよね。日本語って面白いですわ、やっぱ。
 あと、「ロマンチストでなければ民俗学などやっとられん」といった描写がありましたが、隣接分野といえる歴史学専攻の私には、何だか非常によくわかる表現に思えました。リアリストであることを要求される学問に比べれば、少なくとも専攻を決定する段階では、明確な違いがありますからね。もっとも、実際に専門分野に入ってしまえば、方や口述筆記、方や史料収集という「作業」に忙殺され、ロマンもリアルもわけわかんなくなるのが実情なのですけれど。


2月16日(金)

 『ハートの風車』をショップで手にして…デカい。初回特典にLPレコード同梱というのをすっかり忘れていました。私は先述の通り、LPレコードプレイヤーなど持っていないので、こんなバカでかい不要物が付属してはたまりません。邪魔であるのはもちろん、まったく使い道のないものがあっても仕方ないし、かといって捨てるのも忍びないし、ということで、通常版を探して入手することにしました。
 そんなわけで昨日買ってきたのが、『未来は僕らの手のなかに』。詳細はレビューの方に譲るとして、なかなか楽しいです。コミカルな話がとんとんとんと進むといった感じですね。こんな高校生活が送れたら良かったのになぁ、と思いつつ、男子校出身の私には初めから縁のない世界だった、と一人ツッコミを入れざるを得ない点が悲しいのではありますが(^^; 細々と入っているエピソードでも大笑いできる箇所がいっぱいあって、「遅刻ギリギリなので毎朝走って足を鍛えた」というあたり、なんだかものすごく身につまされるものがあるんですけれど(^^;
 それから、『恋愛CHU!』(SAGA PLANETS)は3月23日発売で再延期だそうな…あうーっ。

 久々のサイト紹介。一部で有名な自爆系サイト『MIZUHAの憂鬱』にて高校時代の履歴がありましたが、そーいや私も高校一年の時に学年最下位という輝かしい過去を持っていたこともあります。化学など、「お前、今度の期末、前に比べて点が倍以上になったな」「ははは」「なに笑ろとんねん! 2点が5点になって笑えるゆうんかい!(※注:100点満点です)といった状態でしたから。氏は「大学付属高」当方は「中高一貫校(中学入学組は100%高校進学保証、進学試験等一切ナシ)」という違いこそあれ、いざ大学に入れば「偉そうに塾講師を名乗り、またも学校をほったらかしにしてバイト三昧の挙句、留年を繰り返し、なんだかかえって有意義な学生生活でした。」となるのは、やっぱり共鳴点があるのかなぁ(^^;

 昨日の食事中、母が「ゆうべのテレビで、いちばん売れてるパソコンゲームソフトってのをやってたのよ。『加奈』っていうんだけど…」といきなり切り出します。ウチの両親が毎晩「ニュース23」を見ていたのは知っているので、話題にする可能性アリとあらかじめ踏んでおき、特に表情も変えず話題をそらそうともせず(無理に話題を変えようとしても気づかれるのがオチなので)、適当に流しておきました。もともと『加奈』自体はプレイしていないのでなんとも言えませんが、そういう趣味を持ち合わせていない人間が「そういう趣味に関するそういう報道」をどう受け止めたのか、個人的には大いに興味を持ったので、「どう思ったの」と振ってみたら、「趣味の世界だしわかんないし、わかろうとも思わないけれど、そういう人があれこれ言っても仕方ないでしょ」という、身も蓋もない、しかし本当はごく当然の答えが返ってきました。この親にしてこの子あり、かもしれませんが…。ほぼどんな「趣味」に対しても、何らかの偏見がつきまとうのは致し方のないところですが、まず消費者・業界の自制心に基づく行動、自己陶酔にとどまらない自己批判能力の維持、そして社会的規範との整合性確保の模索を怠るべきではないでしょう。
 なお、私は、くだんの番組は見ていません。その時間帯にはもう寝ていましたから(^^;)


2月14日(水)

 先日、この欄で軽く触れたゲームなんですが、「『V.R.デート五月倶楽部』って、ホモゲーなんですか?」というメールをいただきました。相当に古いゲームなんで今更かも知れませんが、いわゆる薔薇の世界が展開されるものではありません。パートナー候補に、性別が「女でない」人間が含まれている、というだけのことです。要は「オカマ」なんですが、決して「ホモ」ではないと見るべきです。
 と、こんなことを力説していて、偏見という火に油を注いでいるだけのような気もするんですが(^^;、シナリオとしては見るべき要素があるように思います。恋愛ものとしてはちょっとヒネりすぎであって、これ以降そういうネタを扱っているゲームは見た記憶がありません。純然たる男×男ならあるけど。

 『D+VINE[LUV]』の攻略情報に関して、一部を修正しました。攻略については、私の無精のためになかなか修正しないことが多いのですが、こいつは麻薬的にハマりこんだシロモノでしたので、割と容易に直すことが可能でした(^^;


2月13日(火)

 『青い鳥-L'Oiseau Bleu-』(ぱんだはうす)、やっとゲットできました。新宿や厚木ではすでに見掛けず、やっと町田の某ショップで入手。このソフトハウスは「中古購入したくないメーカー」の一つなので、ひとまずホッとしています。しかし、入手で安心してしまったのか、まだ一つしかエンディングを確認していません(^^;
 2月発売予定のソフトのうち、購入しようかと検討しているものの多くが順調に発売延期となった…というのは、もう驚きでも何でもなくごく当然のことになってしまっており、残っているのは、『未来は僕らの手のなかに』(Shape Shifter)だけ。
 これ以外では、ゲームソフトではないのですが、14日発売予定の音楽CD『ハートの風車』(ぱじゃまソフト)を買うつもりでおります。特筆すべき点を備えたというわけでもないながら、なんだか気に入ってしまった『プリズム・ハート』のOP/ED曲のフルヴァージョン、さらにはオリジナル曲「空の果て」(ぱじゃまソフトのWEBサイトにサンプルデータがアップされています)などが収録されているそうで、これは間違いなく買うことになりそうです。また、発売延期が告知されている可能性もあると踏んで(^^;)ぱじゃまソフトのサイトを確認すると、今度はバラエティソフト『ぷりずむ・ぼっくす』が出るそうな。何のかんのといいながら、やっぱり買ってしまうんでしょうね(^^;
 あと、3月2日発売予定となっている『Wing&Wind』(Clear)のオープニングデモが、同サイトにアップされていましたので、ダウンロードして見てみました。雰囲気はまずまずよさそう、といったところでしょうか。時間に余裕ができそうであれば手を出しそうな感じ。前作『Moon Light』のような穏やかさと元気の良さとの調和がとれていて、なおかつシリアスさの加減がきちんとついていればいいんですけれど。なお、デモは18MBあるので、常時接続でない方は、タイミングにご注意下さい。デモ自体の出来は平凡ですが、「デモで惹きつけて作品はへろへろ」というのよりはずっとマシでしょう(『Missing』とか『Rimlet』とか、いろいろありますなぁ)。

 ある方へのメールの中で『聖魔大戦』について触れたのですが、それを書いていると、今度はもろもろの男性キャラを再検討してきたくなってきました。教皇(名前がないのが不思議)、デュシス(特に表ルート)、ガヤック、タルギスタン、アウトレットなど、もう少し突っ込んで考えてみたい、と。彼らに比べれば、ハンナなんかいなくてもいいヾ(^^;


2月11日(日)

 アボガドパワーズの『とびでばいん』β版が、あぼぱのWEBサイトにてアップされていたので、早速ダウンロードして、ちょっとプレイしてみました…が、すぐ終わってしまいました(^^; いや、プログラムが落ちるというのではなく、そもそも何をどうプレイして良いのかさっぱりわかんなくて。考えてみれば、シューティングゲームなるものは、高校生の時にゲーセンでやって以来だからそもそも10年以上のブランクがある上、それをどう操作するのかもわからなくては当然のことなのでしょう。肝心の製品版を購入するかどうかは未定ですけれど、たぶん買わないと思います。作品の後日譚的なストーリーをまとめたものを買ったことはありますが、元ゲームである『D+VINE[LUV]』は、シナリオ・設定をもとに評価するべきゲームではないと思いますので。


2月10日(土)

 ご存じない方もおられるかも知れませんので一応書き添えておこうかと。先日レビューを書いた『Moonlight Sonata』(えくれあ)ですが、隠れキャラがいます。正確な出現条件はわかりませんけれど、主要4キャラをクリアすれば出てくると思います。一応「感動系」シナリオなんでしょうけれど、それでもやっぱり「平均以上」という水準に留まっていて、そう強いインパクトは感じませんでした。ただ一言、そーゆー環境でヤるな(^^;

 昨日書いた『みらぼく』デモの精細版をダウンロードしましたが、ダイヤルアップで1.5時間まるまるかけるほどのものだったかどうかという気はしますけれど(^^;)ひとまず脳天気な雰囲気は感じられます。ちょっと腕が不自然に細いのが難ありですか。「平和な人達の平和なおはなし」というゲームとしては、例えば『ねがい』(RAM)なんかがありますが…って、ちょっと待て! レビュー書いてないじゃん!!ヾ(^^; 要するにまだオールクリアーしていないというわけなんで、ちゃっちゃと終わらせないと。


2月9日(金)

 『恋愛CHU!』(SAGA PLANETS)が順調に延期と相成りましたので、今月発売ゲームで購入予定リストに残っているのは『未来は僕らの手のなかに』(Shape Shifter:サイトが移転しています)のみ。デモムービーがアップされていたので、取りあえず最小サイズのものをダウンロードしてみたら、画質が粗くてとてもじゃないけれど字が読めません(^^;) もっと時間に余裕をもたせて、大きいサイズのものを落とさないと無理のようです。なお、Shape Shifterのサイトには、『みらぼく』冒頭部のストーリー紹介も上がっていました。いきなり「王子さま?」「眠り姫」エトセトラで爆笑(^^) 久々の「笑えるゲーム」かも。なかなか良さげな感じなので、プレイできる程度の時間が確保そうならば買いそうです。

 「好き嫌いを出していないようで実は結構出しているんですね」というご感想をいただいたのですが、私は好き嫌いからすべての発想を始めています(^^;) ただ、ゲームという趣味自体を徹底的に楽しみたい、と思っているので、その「好き嫌い」という判断をゼロサム的に決定するだけではもったいないのであって、単に「好き→全肯定」「嫌い→全否定」というのはやりたくないな、と考え、あれこれツッコミを入れているだけのことです。だいたい、単なる好き嫌い垂れ流しの文など、第三者がみれば、楽しいわけでも、また何らかの役に立つわけでもありません。人に見せるということが「表現」に直結している以上、そこにナルシシスムが介在するのは不可避ですけれど、単に「オレ様を見てくれ〜」という状態には陥りたくない、と常に思っています。常に、と強調しているのは、そういう誘惑は拭えど拭えど湧いてくるわけで、見られることの心地よさに陶酔してしまいがちな自分の弱さが嫌になることがたびたびだからなのですけれどね。


2月8日(木)

 今年発売のゲームレビュー(『Moonlight Sonata』)をやっと出せました。さほど積極的に書きたくなるものがあったゲームというわけではないのですが、美しい実妹が出てきながら、その未来に関しては貝のごとく口を閉ざしているのは致し方のないところなのでしょう。「男ならそこでガバーッといかんかいワレ」などと内心思ったシーンもありましたが(^^;) キャラが割と良いものの、とにかく地味なゲームではありますな。

 先日、雑誌掲載の新作ゲームについてあれこれ書きましたが、他の掲示板(といっても、今月に入ってからカキコしたのは一ヶ所だけですが)やら頂いたメールやらの中で話題にしたものについて。

・『最後に奏でる狂想曲』(たっちー/アセンブラージュ)
 徹底した鬼畜陵辱もので、ひたすら女たちを壊していく、というものですが、新規ブランドでのアセンブラージュ陵辱ゲームというと、『黒い衝動』(Violate)という痛い経験をしておりますので、私は様子見にします。局部や接合部のアップなどが多そうなのも不安材料。
・『蒼き大地』(WAFFLE)
 前作『Happyほたる荘』で痛い目に遭っていますので、買いません(断言)。確かに女の子は可愛いように見えるのですが、前作のヘロさからは、あまり良いイメージを作り上げられそうにありませんので。
・『ねがぽじ〜お兄ちゃんと呼ばないでっ!〜』(アクティブ)
 女が男に化けたならともかく、逆は個人的趣味に合わないのでパス。そっちに目覚めた…とかいうのなら、もっとパス。だいたい、性倒錯というネタを軽く扱うのって、実は非常に難しいことなので、大外しの可能性があると判断。性同一性障害(と思われる症状)に関する描写をきちんとしていた『V.R.デート五月倶楽部』(デザイアー)のような例もあるので、題材として興味深いものはありますけれど。


2月7日(水)

 昨日アップした『Canvas』のレビューに関して、niftyの方にて私はこう書いたことがあります。

これで思い出したのですが、
「歴史は嘘をつかないと思ったからこそ、歴史の教師を目指すことにした私なのに…」
と悠は言っていますけれど、歴史って人がついてきた嘘の集積のように思っているのは私だけでしょうか(^^;) 成果は歴史が評価する、なんて言い方がされるケースなど、「嘘」がどのようなものかがわかるようになって初めて「歴史」が出てくるわけですし。

※「悠」は、日本史を教える教育実習生として主人公の通う学校にやってきた女性です。

 まず、誤解を招く可能性の高い表現ですので付け加えておきますが、ここでいう「嘘」とは、人が「嘘をつく=だます」という「客観的事実」のみを示すものではありません。「客観的な「真実」とは決して合致し得ない、主観的なフィルターを通さずして「歴史」は構築し得ない」ということを「嘘」と書いた次第です。
 「歴史」は、事実の集積によって、あたかも塵が積もりて山となれるがごとき形で生まれるものでは決してありません。記憶が文字史料に残される過程において、物語行為による媒介は不可欠なのですから(断片的な記憶が、どうして他者に伝えられるような有機的連関の組織を用意できましょうか。ばらばらの「記憶」が再編成されるという「物語行為」によって初めて、それは構造化されるわけです)、そこには必然的に主観的解釈が介在せざるを得ません。20世紀有数の歴史家であるE.H.カーの「歴史は現在と過去との対話である」という名文句は有名ですし、この金言をどう解釈するかは人によって様々でしょうが、私はこういったことを背景として、「歴史は「過去の物語」を「現在の物語」に翻訳する行為」と捉えています。
 これを逆の視点で考えれば、歴史相対主義ともいうべき立場になり、歴史叙述という物語行為の無根拠性を追求するか、あるいは多様なる「歴史」が恣意的に作られるか、というスタイルになってしまう危険性は否定できません。従って、「歴史」というものを、より現在において説得力のある形で結実させるためには、その「物語行為」が、現在の文化的背景(←非常に単純化して乱暴に言っています。実際には社会心理的背景やイデオロギー性など、多くの要素を考慮する必要があります)に裏打ちされているものであること、つまり「解釈者に依存」するものであることを忘れてはいけないでしょう。
 つまり、歴史は、それを読み解く現代において、不断に作り上げられていくものです。従って、「これが正しい歴史なのだから、歴史はこう教えるべきだ」という論調は、その「歴史」の内容以前に、(大半の場合は)イデオロギー的な胡散臭さをぷんぷんと漂わせています。なぜなら、そういった「歴史」は、かかるイデオロギーというバイアスを伴って作られたものなのですから。
 「歴史は嘘をつかない」なんてことを無邪気に語る人間に、歴史を教えて欲しくはないなぁ、と思ったのは、それを専門にしている人間ゆえのことなのでしょうけれど(^^;

 史学概論の講義はこのあたりでやめまして(^^;)、『PCエンジェル』3月号の261ページに「月変わりアンケート集計結果」というのが載っております。その先頭、「美少女ゲームでNo.1の美少女は?」という問いに対し、第一位は、なんとマルチ(To Heart)。いや、そりゃ可愛いキャラではありますけれど、マルチって美少女だったんですかぁ(^^; 単に「一番気に入ったキャラ」「一番萌えたキャラ」といった質問での結果なら驚きませんけれど、「マルチ=美少女」というのが定着しているとは…。うーん、やっぱりこの趣味世界って怖いものがあるなぁ、と感じました。
 いえ、別に、マルチがブスだとか何とかいってるわけじゃないんですけれど、『To Heart』の中に、マルチが「美少女」として描かれているシーンに関する記憶ってまるでないんですよ。グラフィックだけの問題でもなく、シチュエーション的にも、「美しい」と思わせるようなシーンがあったかどうか。
 第三位に入っている日野森あずさ(Piaキャロットへようこそ!!2)などは、充分に納得のいく結果ではありますけれど、マルチがナンバーワン美少女とは…。私の感性は、マスの中では一般的なものではない、と判断していただく方が良さそうです。


2月5日(月)

 体調は良いのに仕事が押していてゲームとは離れた日々を送り、あまつさえメールのお返事などもすっかり溜め込んでしまいました(^^; 長文のメール2通を除いて、一応すべてお返事はできたかと思いますけれど、果たして今後、どの程度のペースでサイト更新ができることやら。ついに、先月はレビューも攻略も更新皆無という、本サイト開設以来の無風状態を作り上げてしまいました。あー情けない。
 そんな次第で、買ってきてもどうせプレイできる状態ではないため、1月中はとうとうゲームは何も買わなかったのでありますが(時間さえとれればまず間違いなく『青い鳥』あたりはプレイしていたはず)、雑誌『PUSH!』(CD-ROM目当て)と『PCエンジェル』(巻末の発売ゲーム一覧目当て)とが手元にあるので、これをネタに。

 巻頭付近の広告にでっかい「姫始め」の文字。こういう表現を見ると、日本語ってやっぱり美しいなぁ、と思うのでありますが、その右側を見ると、「美」とは180度異なる次元のツラがぬーっ(^^; 要は『鬼作』ですが、今度はいったいどんなゲームになるコトやら。中身もまったくわからない状態で買うわけにはいきませんし、そもそも『臭作』も未プレイだし、私は様子見、というより無視。
 それより、何となく雰囲気的に気になったのが、『未来は僕らの手のなかに』(Shape Shifter)。ドタバタとほのぼのとがうまく調和しているのんびり系ゲームであれば、手を出しそうな感じ。絵的にも惹かれるんですが、何よりも巫女服着て金属バット持って赤い顔して当惑していて、その脇で双子の脳天気姉妹がやんややんやと楽しんでいる…と書いて、意味わかります?(^^; とにかく、どことなく「楽しそう」な雰囲気がそのままであるならいいのですけれど。
 発売間近となった『恋愛CHU!』(SAGA PLANETS)も楽しみなのですが、何よりもこのゲームは、デモのぶっ飛んだオープニング曲で強烈な印象を植え付けることにすでに成功しているように思えます。あの「CHU! CHU!」の連発といい、「いち、にぃ、さん、ハイ!」といい、なかなかすごいです。データ量がかなりありますが、環境の都合がつく方はSAGA PLANETSのサイトからデモをダウンロードされることをお勧めします。すごいですから(^^;
 それから、『Wing&Wind』(Clear)もちょっと気にかかります。特段これといったものがあるからというよりは、不老不死少女がカラオケで熱唱というミスマッチがどうも気にかかる、といった程度。発売直後に買うことはありませんが、様子を見ながら手を出すかも。
 また、雑誌では無視されている『シルバー・ジーン』(キャンドル)。焦ることはないと思いますのでゆっくりプレイすることになりそうです。
 タイトルにどことなく惹かれたのが『トリコロール』(PL+US)。考えてみると、ロボット等がヒロインのゲームって、見事に印象の薄いものばっかりだっただけに、どんな展開になることやら。

 niftyの方にアップしていた感想を手直しして、『Canvas』のレビュー一丁上がりという…安易やねぇやることが(^^; 更新ついでに、レビューページのフォントサイズ表示をちょっと変えてみました。見やすくなった、あるいは見にくくなったなど、ご意見がありましたら、掲示板またはメールにてお願いいたします。



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