2002年1月の戯れ言


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過去の「戯れ言」

1月31日(木)

 USGさんの「Sweet☆Lolypop」が閉鎖になることを受けて、同サイトに掲載されていた攻略データを、「X-GAME STATION」の方で転載・保管することにいたしました。転載の申し出を快くお受けくださったUSGさんに感謝するとともに、「個人が蓄積したデータ」の継承については、今後も大事にしていきたいと思います。ここ半年ばかり、行方知れずになったり閉鎖予定がアナウンスされたりといった、ずいぶんと寂しくなる現状を見ると、なおのこと、「残していくべきもの」の重みを考えずにはいられません。

 なお、各ページやグラフィックデータを個別に保存した上で、リンク等を手修正で行っている関係上、デッドリンクが残っていたり、表示されるべき絵が出ていなかったり、という可能性もあります。今はまとまった時間が確保できる状況にないのですが、おいおいきちんとチェックしていく予定です。

 なお、ただいま仕事が修羅場になっており、すでに「6時出立・1時帰宅」状態なので(^^;)しばらくメールのお返事や掲示板のレスが遅れることになります。ご了承ください。

1月28日(月)

 積みゲーのつまっている段ボール箱(笑)を見ているうちに、なんだか頭が痛くなってきました。実際には、CD-ROMだけ外箱から出して机の引き出しに押し込めているので、それほどの量とは思っていなかったのですが、パッケージ単位で見ると、割とシャレになっていないことに、改めて気づきました。2ヶ月後をめどに、都心に近い=今より狭いところに転居する予定で、余計な荷物などもっていけないという事情もあって、とにかく「今あるゲームをどんどん消化しよう」という状態です。なんだか順序の後先が違うような気もしますけれど、細かいことを気にしていたら長生きできませんから、ということにしておきましょうか。

1月25日(金)

 新作を買う気が起きないにもかかわらず、体験版やらデモ版やらをせっせこWEBからダウンロードしてはちまちま楽しんでいる自分の貧乏性はひとまず棚に上げつつ(^^;)、『雨に歌う譚詩曲』(EMU)の体験版をプレイしてみました。前作『Railway』で、主人公とヒロインとの「過去の関係」を新しい形で取り上げ、そして感情が屈折していくさまをなかなか面白い形で出してきたこともあって、次回作に期待していたところですが、今回の主要ヒロインは「精神科の患者」ですか。題材として非常に興味深いものはありますが、取り扱いが非常に難しいのも確かですし、一癖も二癖もあるものになりそうです。どう転んでも万人受けしそうにない展開になることは間違いないでしょうが、ドラマの序盤で顔見せを行いつつ、(男女でなく)人間として「どうつきあっていくか」の第一歩がはじまったというところで体験版が終わっています。

 各キャラクターが暴走する「ハチャメチャな日常」(日本語としてちょっとヘンですが、まあ言葉の綾ということで)は相変わらずですが、その暴走ぶりの背景に、各キャラが抱える「痛々しさ」がうかがえるのが、なんとも。前作では、各キャラのバカな行動の大半が、それぞれの天然ぶりによっていたのですけれど、今回はそのあたりをどうさばいていくことやら。主人公が何やら背負っているようで、ヒロインはさらに重いものを、ということになりそうな感じですけれど、果たしてどうか。「記憶の呪縛から希望への展開」という話自体は好みなのですが、これってすごく難しいんですよね。

 しかし、あのあまり意味のなさそうな大道芸人は、やっぱり前作の迷教師の系譜を引いているのでしょうか(^^; 姓は「野村」だそうなので「あれの姉」とかいったオチではなさそうですが。

 主題歌も、前作のアップテンポのノリとは対照的に、きれいなバラードになっていますね。タイトルを考えれば当たり前なのですが、「I'veサウンド」を前面に出しているゲームというのは、曲のノリまたは歌詞が、ゲーム内容にそぐわないケースが多々あるものですけれど、EMUやotherwiseなど「シナリオライターが直に歌詞を作っている」ものについては、大ハズレはないようですね。

 

 掲示板の方にも書きましたが、USGさんの「Sweet☆Lolypop」が、今月末限りで閉鎖するとのこと。先達が次々サイト運営から撤退していくのを見ると、寂しさを禁じ得ませんが、逆に言えば、それだけ多くの「有意義な出会い」があったわけですし、ネガティブに考えるべきことではないのでしょう。これまでにさまざまなものを与えてくれたことに感謝しつつ、また別の出会いがどこかにあることを期待したいと考えております。

1月21日(月)

 ここ数日のうちに、このサイトに関していただいたメールが3通ありますが、それらの内容が、(サイト内コンテンツの)リンクが切れているんですが、消しちゃったんですか?だのレビュー内の固有名詞が間違っているんですけれどだのレビューとリストとで"個人評価"の値が違うのですがだのというもの。いやはや、まったく弁解の余地なしですね。申し訳ありません。確認して速やかに修正しましたが、こんなことをやっているようではいけませんね。これら以外でも、外部リンクのチェックなども最近はほとんどやっておらず、放漫経営といわれても仕方ない状況なので、折を見てメンテナンスを実行していこうと考えています。

 

 「高得点のゲームには古いものが多いんですね」という声をいただきましたが、実際、「今からまたリプレイする気になる」ゲームは、概してかなり古めのものが多いようです。だいたい、2000年前半以前の、それもDOS時代ないしはWin初期のテイストを濃厚に残しているゲームほど、やり直しても「楽しみを再び味わえる」ようです。もちろん、あるゲームをプレイしてから長期間のインターバルがあり、ゲームに関する印象がある程度浄化された後であれば、もともと好印象を抱いていたゲームをもう一度やる気になるのは当然、ということもいえそうですが、「インタフェースや構造という面では古くささを残しているゲーム」の方が強く印象に残っている傾向にあるのは確かなようです。

 翻って、ここ一年半くらいのプレイパターンを振り返ってみると、「ゲームに手をつけながら途中で中断」ということが急に増えている点も、我ながら気にかかっています。HDD容量に余裕が出てきてマメなアンインストールが不要になってきたという面もさることながら、「肌に合わないというわけでもなく、"こんなのやってられっか状態"になるでもないけれど、どうにも気が進まない」というままに止まってしまう、というケースがかなり増えてきました。以前であれば、ブチ切れて途中でやめることはあったものの、たいていは「安くない金を支払っている分は取り返さないと」という意地もあってコンプリートまでこぎ着けたのですけれど、どうも気力がもたなくなってきているようです。攻略データを綿密に検証するだけの気合いも入らず(実際、攻略サイトとしての「X-GAME STATION」は、すでに休眠状態…トホホ)、プレイ自体が惰性半分となってきている面は否定できません。

 ゲームに足をつっこんでかれこれ5年弱、嗜好や視野が安定してきた上に、それを言葉で「語り締め」てきた結果、要求パターンがマンネリ化し、「過去の名作」の再生を渇望しているのかもしれません。

 こういう状況になりかかった時期は過去にもあったのですが、「もうそろそろ足を洗おうか」というときに、とんでもない名作に出会って、再びのめり込むようになったという経緯もありますし、今後の作品によってモチベーションが一気に回復する可能性もあります。しかし、現時点では、すでに購買意欲自体がかなり落ちており、新作をどんどんプレイしてバリバリレビューを書き上げることは無理でしょう。DOSゲームを含めて旧作の(積み)ストックはあるので、買わなくてもネタに困るわけではないのですが。

 単純に「ゲームに飽きた」というわけではありません。ここ最近、『紅涙』『D+VINE[LUV]』『Rumble』といったゲームをそれぞれ1〜2時間くらいリプレイしてみたのですが、やっぱり楽しいんですよ。新作を買ってきて「初見の展開」を見るより、すでに何度か見ている話にもう一度触れる方がずっと楽しい。なぜなのか、自分でもよくわかりません。感性が保守化しているのは確かですけれど、「プレイすること自体」に面白さを見いだしているのはまだ変わっていない…うーむ。

 

 そんな状態なので、そもそも新作チェックなどまるで行っていません。唯一の例外が『月陽炎 −千秋恋歌−』(すたじおみりす)ですが、これもオリジナルの『月陽炎』が気に入ったからという程度の理由であって、積極的に突撃するというタイプのものではありませんし。

1月13日(日)

 先日、パレスチナ情勢に関して、テルアヴィヴ(イスラエルの実質的な首都)在住の知人とあれこれやり取りする機会がありました。翻って、自分の書いた『カナン』のレビューを読み返してみると……なんだかものすごく恥ずかしいですね(^^;) 酔った勢いとはいえ、こんなこと書いてたんかい、という気になります。紹介文としての役割も最低限ギリギリのあたりで担っているとは思いますけれど、実際には私個人の世界観が直接浮かび上がっていますので、プレイ済みの方がこれを読まれてどの程度「妥当である」と思われるか、ちょっと不安な気にもなったりしました。

 

 その一方で、内容とは別に、本文を全面的に校正しました。誤字脱字や内容不分明である箇所の修正はもちろんですが、それ以外に、意味の把握がより明確になる形で表現をかなり変えました。

 具体的には、『カナン』のほか、『V.R.デート 五月倶楽部』『夢幻夜想曲』『D+VINE[LUV]』も書き換えをおこなっています。いずれも、内容面での修正はありませんけれど、多少は読みやすくなったかな。

1月5日(土)

 一昨日、SHEOさん主催のOFF会に参加させていただきました。同人やらイベントやらといった方面に関しては、知識がゼロの私にはついていけない話題が多かったのがちょっと悲しいところではありました。また、新しい動向について疎いのはまあ当然(おい)として、昨年のゲームについてさえも、話題となっている作品に関して手をつけていないケースが非常に多いあたり、自分の行動パターンが、直接の知己のある人の中でさえかなり特殊なものといえることを痛感いたしました。もっとも、2日に書いたとおり、流されることにおいてさえ無理をするのでは、身も心も疲れてしまいますから、これが自分のペースなのだ、と考えていくことにいたしましょう。

 

 年明け最初にアップしたレビューが、一昨年は『きゃんバニエクストラ』、昨年は『Canvas』、今年は『Piaキャロットへようこそ!!3』と、すべてF&Cのゲームというのが面白いところ。大手ブランドのゲームに手を出さなくなって久しい私ですが、いまだにここだけは時折買っているのはなぜなのか、自分でもよくはわかりませんが、「ほどほどに安心できる」ことを求める気持ちがどこかにあるのでしょうね。だからこそ、「プレイしていて楽しい」もの、そして「プレイ後に楽しかったと思える」ものを出してほしいものです。どうせ、ドキドキワクワクものを望んでいるわけではありませんし(^^;

 具体的な注文とすれば、ただ一つ。『バーチャコール4』をキチンと作ってください。

1月2日(水)

 新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 昨年は、ゲーム一つとっても、『Angel Type』(Aeris)の発売中止の報がネットを席巻して暮れるという有様であり、明るい話題にあふれていたとはとても言えない年でしたが、今年はよいゲームに出会い、そしてたっぷりと楽しめればいいな、と思います。そのためにも、大量にリリースされる作品、およびそれらに関する話題に「ついていく」だけで忙殺されることなく、マイペースを維持していきたいと思う一方、話題についていくことで新しい視点を得られる機会が増える面もあるわけで、一概に「かくあるべき」とは考えず、自然体でいきたいと考えています。自然体を維持することほど難しいことはない、というのはわかっているつもりなので、「流されるのも程度問題」というくらいの心持ちでいこう、ということで、年頭の宣言とさせていただきます。

 そしてまた、このサイトにおける「言葉」が、肉体的な感覚をどの程度残しているのか、それを改めて考えてみたいなどと思いますけれど、自縄自縛に陥るのがオチかも知れませんね(^^;

 

 『Piaキャロットへようこそ!!』(F&C/FC02)全キャラのエンディングを確認しました。そこそこの達成感はたしかにあるんですが、プレイ後の爽快感というものはあまり得られなかったですね。前作は、あずさシナリオをのぞき、基本的には「かわいい女の子・女性と仲良くして心地よいひとときを過ごす」という点に魅力があったわけですが、今回は割と重たい題材を盛り込んでいるシナリオがいっぱいあります。それらが「心を打つ」ものであればよかったのでしょうが、私には、それらの「重たい設定」の不自然さが先に感じ取れてしまい、人工的な「痛さ」の白々さが鼻についてしまいました。個人的によかったと思えたのはともみとナナの両シナリオのみ(この二人は複数回クリアしました)、まずまずかと思えたのが朱美と隠しキャラの両シナリオで、あとはリプレイする気が起きません。

 メインヒロインであるさやかシナリオは、かなりのものを入れ込んでいることは確かなのですが、どうにもやり直そうという気がおきないんですよね。最初にクリアしたこともあって、すでに細部はおおかた忘れてしまっているため、さやかシナリオをリプレイしてからレビューを書こうと思っておりますが、果たしてまとめきれるかどうか。



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