2003年5月の戯れ言


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5月31日(土)

 最近は個人的につきあいの深いサイト以外、ゲーム関連のサイトはほとんど見ていなかったのでまったく知らなかったのですが、久々に巡回して驚いたことがありました。アクアプラスがコンシューマで『To Heart2』を出すそうで。評価はさておき、一時代を確実に作った作品であることは確かにせよ、コンシューマを先に出すというのはいったいどういう意図があるのやら。そして何より、シナリオ担当が「三宅章介/菅 宗光/まるいたけし/枕流」って……3番目の方は知らないのですが、残る3人のタッグでバランスのよいものが書けるのでしょうか。私はコンシューマと無縁の者なので知ったことではありませんが、『To Heart』を発売日に購入してプレイした人間としては、「目を覆うばかりの…」といった評価に落ち着くことがないように願いたいものです。

 もちろん、誰もがたいした期待を持たないながらも非常にきつい縛りの中で良質のものを作るという、いわば“小さな奇跡”を実現させた『ONE2』(BaseSon)のような例もありますが、これはかなり珍しい例のような気がします。ゲームデザインを売りにしている場合はともかく、読ませるタイプのアドベンチャーゲームでのシリーズ作品で成功した例は、非常に少ないのですし。

5月29日(木)

 この週末から再び繁忙期に突入するので、その前に(^^;)『Ever17』のレビューを一気に書きました。ネタバレのない範囲内でこのゲームを端的にまとめるのは非常に難しいうえ、未プレイの人がごらんになってどのように把握されるのかやや心許ないのですが。

 かなり悩んだのが評点。8点にしようか9点にしようか考えたのですが、エンディングでの締めと後味を考慮し、8点に落ち着きました。しかし、リプレイして思ったのですが、二重ハッチの中の空気が出てしまうと、武の体重を超える浮力も失われてしまうのではないでしょうか。いえ、ここでツッコミを入れると、このエンディングさえ陳腐なものになってしまい、かなり残念なのですけれど。

5月28日(水)

 比較的時間が取れたので、ここ数日間はずっと『Ever17 -the out of infinity- Premium Edition』(KID)にかかりきりとなっていました。どうにもプログラムが不安定のようで、私の環境では、ゲームをロードしようとしただけで強制終了することさえあり、ビクビク&イライラしながらのプレイとなったので、修正ファイルが出ることを期待しています(^^;

 現在、エンディングを1つ残すのみ(たぶんバッドエンド)、CG回収などをちまちま進めていますが、プレイしての印象はむしろまとまっていません(爆) 最後でのまとめかたがやや急であるため、そこでまとめられる展開に対して私(=プレイヤー)の処理能力が追いついていかないという面もあります(冗談抜きで)。おそらく、ゲームをコンプリートできる段階になって、茫漠としたものがなんとかまとまってくるのではないか、という気がします。

 エンディング後に振り返ってみると、どうにも後味がよろしくない(素直にハッピーな気分になれない)面があり、手放しで名作と呼ぶことはできませんが、これだけのものをよく作ったな、というのが、トゥルーエンド終了後の率直な感想です。

5月21日(水)

 「感想」欄に3つのゲームを入れた点についても、複数の方からご意見をいただきました。最後までプレイしてしっかりレビューにしてほしい、というご意見もありましたが、途中でいったん止めてしまうことになったという事実は動かせませんし、また全貌が把握できないままにレビューを書いてもしかたありません。しかし、どうしてそのゲームを最後まで続けられない(一応、現在形)のかについて記しておくことは、それはそれで一定の意味があることでしょう。

 もともと、私が書いている“レビュー”なるものは、もともとの「re-voir」のとおり再検討・再構築・再認識することをベースとした記述であり、それの取りかかりとなる部分において自分の(反射的な)印象に大きく依拠するものであるとはいえ、書くことによって対象を解体するような意味をも含ませたものになっています。これは、自分がプレイして満足を得られたものにかぎらず、(技術的・情動的の両面で)言語化できるような印象を受けたものを、テキストとして固定化している、ともいえます。ところが、この“言語化できる”というのがクセモノであって、実際には表現できないものをずっと抱く、というケースさえあります。そういったものまで、半ば無理に鋳型に押し込めるかのように書きつづってきたというものも少数ながらあるのもまた事実です。

 「感想」欄は、いわば“書きたくない”ものを一時的においておく場所だ、と思っていただければ幸いです。中には、その後最後までプレイして、最終的にレビューを書き直したものもありましたが(『めい・King』『fern』など)、塩漬け状態になっているもののほうがずっと多いのです。ま、ここに並んでいるものは、「……だんだん飽きてきたなぁ……」「プレイするごとに、先へ進むのがためらわれていった」「こんなモンやってられっかー!」となったものだ、とお考えください。

5月12日(月)

 要望があった、評点順のレビューリストをアップしました。私の“評価”は、10点以外は基本的に相対評価に基づくものなので、ほかのゲームと比較してこのあたりになるかな、という判断を取っています。個別の要素を詳細に比較しているわけではないのですが、一方で、ある特定のイメージによって評価が大きく左右されているという面もあります。主観的なものであるうんぬん以前に、大きく偏りが生じているものもあり得ることを念頭に置いていただければ幸いです。

 肝心のゲームプレイそのものは、なかなか進んでいません。なにせ、帰宅してもPCの電源さえ入れる気になれないという状況が、けっこう長いこと続いていたもので(^^;

5月1日(木)

 新規購入を極力控えているものの、相も変わらず“積みゲー”の量が多いのですが、今回久々にレビュー書きではなく「感想」どまりにしたものを3つほど並べました。買ったゲームは基本的にコンプリートしているのですが、そうはいってもプレイすることじたいが非常にしんどいと思えるものも確実にあるわけで、途中で挫折し長期間手をつけないでほったらかしにしているものをまとめたしだいです。リプレイして全体像が明確にわかる段階になれば、レビューを新たに書く可能性もありますが、果たしてどうなるか。

 なお、今月序盤の2週間ほどは、まともにサイト更新ができなくなる可能性があります。そもそも家に帰っても寝るだけという日が多そうですので。



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