2004年4月の戯れ言


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2月23日(月)

 KIDのWebサイトにて、『てんたま』の続編である『てんたま2wins』(以下、2wins)の情報が公開されています。今回の主人公のもとに降臨してくる天使見習いが、前作でドツキ漫才ナビゲートをしていた紅絹(もみ)・加絵(かえ)の双子姉妹というだけで、前作の家庭的で癒し系の花梨とはまるで違うのがわかります。主人公の生活が破綻に……もとい、波乱に満ちたものになるのは火を見るより明らかですね。「2wins」といったところでWindows版の開発が先行して行われているわけではもちろんないのですが、KIDのパターンとしてコンシューマ版である程度の実績を確保してからWindows版が出るのでしょうし、それまで評判を耳に挟んでいけばいいかな、と思っておりました。

 しかし、それよりもはるかに気になったのは、前作から、早瀬川椎名・篠崎千夏・吉沢初音の3名が引き続き登場するらしいという点です。サンプルCGなどの表示はいっさいないことを考えると、単に前作のプレーヤーに対するサービス的な感じに出てくる可能性もありますが、それなら前2者はともかく初音を抜擢する積極的な理由がありませんし、攻略対象キャラにはならないにしても、それなりに重要な役を担うことになるのでしょう。それなら、真央でも結香でもユリユリでさえも(笑)どんとこいですし、その中から初音が選ばれたのは、人気が高かったからなのでしょうかね(確証は何もありませんが)。

 ところが、千夏については、そういった“重要な役”に据えることそのものが、非常に難しいと思われます。千夏はキャラクターとしては確かに魅力的なんですが(個人的にも好きだったりします)、前作では人間キャラクターの中では明らかに別格扱いされており、すべてのエンディングで身の振り方がハッキリしています。具体的には、主人公である椎名と結ばれる場合以外にはほかの相手がキッチリ決まっているんですね。そういう微妙なキャラを、よりによって椎名と両方登場させるというのは、かなりの冒険です。「2wins」の世界は前作から3年程度経過しているらしいので、人間関係が変化しているのはいいとして、どう料理しているのでしょうか。

 また、ストーリー紹介を読むと「渡瀬家」(椎名が前作冒頭でつきあっていた「渡瀬双葉」の家庭でしょう)まで出てくるとのこと。前作はキャラどうしの相互関係がさほど複雑ではないにせよ、椎名・双葉・千夏・貴史という一種独特のラインがガッチリ固まっていただけに、それをどう解決させていくのか、そこが気になります。

 前作のエンディング、あるいはそこで出てきたイベントなどの一部または全部を、新作では都合よくなかったことにして、そのまま人気キャラを再投入するとしか思えないパターンとして『ギャラクシーエンジェル -Moonlit lovers-』(ブロッコリー)があります。そこまでひどくはなくとも、前作で(完成度についてはさておき)いきいきと描かれていたキャラクターが、都合のよい形で書き直されて再登場するというケースはしばしばあります。「2wins」がそうならないことを、ただ切に望むのみです。

 しかし、葵と奈菜はどこにいっちゃったんでしょうか?

2月16日(月)

 この週末に、やっとメールのお返事をすべて書き終えました。舞い込んできたMydoomウイルスは、前回のSobig.fほどの量ではなかったためさほど混乱することはありませんでしたが、なにぶん帰宅してもPCの電源を入れないという日も多いというありさまだったもので、過去に例がないほどお返事が遅れてしまいました。

 積みゲーの消化も少しずつやってはいますが、それ以上に、過去にプレイしたものをふと思い出してリプレイする時間が増えています。実際、掲示板で話題にのぼった『Prism Palette』(ブロッコリー)を少しやり直したりしていますが、こうやっているからサイトの更新が遅れがちになるんでしょうね(^^;

2月8日(日)

 現在プレイしている『Aquas』(MERCURIUS)のBGMがなかなかいい感じなのですが、残念なのはBGM再生モードがないうえに、サウンドファイルがパックされていて単独では再生できないということ。ゲームはサウンドのみで判断するものではないのですが、サウンドだけを取り出して楽しみたいというのは特に珍しいことではないでしょう。まことに残念です。

 ちなみに、個人的にBGMが気に入っている作品をあげると、以下のようになります。

  1. メロディ(Melody)
  2. 夢幻夜想曲(アプリコット)※DOS版のFMがよし
  3. 雫(Leaf)
  4. 恋姫(シルキーズ)※DOS版
  5. ワイルドフォース(フォア・ナイン)※DOS版のMIDIがよし
  6. V.R.デート 五月倶楽部(デザイアー)※DOS版のFMがよし
  7. TALK to TALK(Clear)
  8. 夕闇の童詩(えん)
  9. Sense Off(otherwise)
  10. D+VINE[LUV](アボガドパワーズ)
  11. 痕(Leaf)

 なんだか古いゲームの比率がずいぶん高い気がします(^^; サウンド再生環境は現在のほうが格段に向上しており、FMはもちろん、音源によって完全に別物になってしまうMIDIも姿を消しつつあります。しかし実際に、目を閉じただけでゲーム内容とともにサウンドが頭に浮かんでくるのは、こういったゲーム群なんですね。ゲームとして強く印象に残り(よくも悪くも)、なおかつサウンドの質が高いものとなれば、やはり気に入ったゲームが多い古い作品が増えてしまうのでしょうか。

 ちなみに上記作品は、Windows移植をのぞけば全部音声のないゲームです。

2月3日(火)

 先日『イシカとホノリ』(AZURITE)というどうしようもないシロモノのレビューをアップしましたが、シナリオ&企画およびキャラ原画担当がまったく同じ『紫花 −しのはな−』(PL+US)をリプレイしておりました。個別エンドやトゥルーエンドでのオチの付けかたなどに物足りなさを大いに感じるのは確かですし、また各ルートごとの整合性はあっても、それらを分けることによってバラエティが用意されているかとなるとそうでもないため、完成度はあまり高い印象を受けないのですが、少なくともプレイしていて楽しいと思えました。これは、今ではなくなってしまったPL+USブランドの作品全般にいえたことなのですが、トータルでのまとまりが必ずしもよいものとはいえず、またオチの弱さ(あるいは物足りなさ)があるものの、基本的にゲームを楽しく進めることができていたのです。

 ゲームを商業ベースで採算ラインにのせるには、開発に要する工数と期間を短縮する必要があるのは当然です。そしてまた、値段に応じたクオリティのものにならざるを得ないのがコンピュータ業界の常ではありましょう。しかし、開発期間を十分にとれなかったからとしか思えない手抜きの“作品”を市場に堂々と出されては困ります。なまじ実績のあるスタッフがリリースしていることがわかっていては、なおのこと。

 

 メールのお返事は、古いものから順次行ってはおりますが、毎日大量に舞い込むウイルスメール対策もあって遅れがちになっております。毎日拝見はしておりますが、緊急の連絡がある場合などは、その旨をメールのタイトルに明記していただければ幸いです。

2月1日(日)

 実に久々の更新となりました。昨月は仕事が多忙だったことにくわえ、メインのデスクトップPCが不調をきわめて使い物にならず、通常用途はサブ用のB5ノートで済ませざるを得なかったこともありました。一応仕事が峠を越したところで、マザーボードの換装をはじめとしてちまちまと組み立てを行い、なんとか環境を整備できたのがつい先日。このため、Webのほうはすっかりほったらかしとなっておりました。

 この間、まったくゲームをやっていなかったわけではなく、一応ノートのほうでちまちまと進めてはおりました。しかし、とにかくサウンド環境が貧弱なので、音で雰囲気を出すタイプの作品をまっとうに味わうことができなかったため、いくつかのゲームは途中で中断するという状態でした。

 一応タマはけっこうそろっているので、これから本腰入れて復活できればいいな、と考えております。まあ、どこまで実現できるかはわかりませんが。



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